【司法書士監修】当事務所の相続手続の相談の流れを解説します
創業20年以上、地域随一の相続専門の司法書士事務所である当事務所で「遺産相続の相談」を検討されている方に、相談までの流れや注意しておきたい事を説明します。
当事務所が、大変な相続手続きのお力になれれば幸いです。
相談は必ずしも当事者からでなくとも大丈夫です
相続の相談は、原則としてはその相続の当事者からお受けしています。しかし、次のような事情がある場合にはケースに応じて当事者以外の方からも相談を受付けています。
- 当事者の体調が悪いため
- 当事者が高齢のため
- 当事者が遠方に住んでいるため
また、相続人全員で相談に来る必要はもちろんありません。代表の方(または相続人の一部の方)のみで大丈夫です。
相談前に集める書類は特にありません
相談するからと言って、必ずしも書類をあらかじめ収集する必要はありません。実際、何も持ってこない人も多いです。
しかし、次のような書類を持参していただけると、かなり具体的で適切な回答をすることができます。
すべての書類が準備できなくても、すでに取得した以下のものがあれば持参されることをおすすめします。
- 不動産に関する資料(登記事項証明書、権利証、固定資産税の納税通知書)
- 金融資産に関する資料(預金通帳、残高証明書、株式や投資信託等有価証券の取引報告書)
- 生命保険に関する資料(受取人や受取金額など契約内容が書かれたもの)
- 故人と相続人の関係図(手書きのメモで大丈夫です)
もし、依頼を前提に相談を検討する方は、次の書類もあわせて持参してもらうと、その後の手続をスムーズに進めることができます。
- 本人確認書類(相続人の代表者の方のみ)(免許証やマイナンバーカード、パスポートなど写真付きのもの)
- 認印(相続人の代表者の方のみ)
- 印鑑証明書(相続人の代表者の方のみ)
- 死亡した方の戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍謄本
- 死亡した方の住民票(住民票の除票)
- 相続人の戸籍謄本
- 相続人の住民票
- 死亡届のコピー
相談では何を聞けるのか?|当事務所によくある相談ベスト10
相続手続きの専門事務所ですから、基本的には相続に関することを何でも聞いていただいて大丈夫です。よくあるのは次のような相談です。
- 相続は初めての経験で何から手を付けたらいいか分からない
- 相続手続きの進め方(名義変更など)に関する悩み
- 相続手続きに必要な書類
- 相続手続きにかかる費用(当事務所の報酬料金)や時間
- 今回の相続手続きを専門家に頼まず自分でもできるかどうか
- 遺産をどう分配すれば良いのか(メリットやデメリット)
- 他の相続人との遺産分割の話し合いの進め方
- 相続放棄や限定承認、遺産分割調停、遺言書の検認など家庭裁判所の手続きについて
- 遺言(公正証書遺言・自筆証書遺言)の執行の手続きについて
- 相続財産(土地や債務や預貯金の残高など)の把握や他の相続人の連絡先の調査の方法
次の相談は当事務所はお受けしていません
- お電話による無料相談
- すでに進行中の遺産分割調停(遺産分割審判)に関する内容について
- 自分で作成した書類(法務局に提出する登記申請書や遺産分割協議書、裁判所・金融機関・役所への提出書類)のチェック
- 相手方から受け取った書類(遺産分割協議書や遺言書など)の内容の確認
- 遺留分侵害額や具体的遺留分金額の計算や試算
- 遺産の生前の不正使用(勝手な預貯金の引出し)について
- トラブルになっているので代理人として遺産分割を成立させてほしいというお願い
- 相続税の具体的計算(小規模宅地特例の適用の可否などの税金に関する相談)
なお、「相続税の計算」について当事務所では、相続手続きを当事務所にご依頼いただくことを前提に、提携税理士・パートナー税理士をご紹介させていただき、当事務所および税理士から次のような具体的なご提案が可能です(実例・事例・実績が多くあります)。
- なるべく相続税が安くなるような遺産分けの方法の提案
- 2次相続(次に発生が予想される相続)を踏まえて、最終的にトータルの相続税が安くなるような遺産分けの方法の提案(2次相続対策)
無料相談では、相続税の基礎控除額を超えるか否か、その可能性、についてのご質問であれば参考程度に回答しています。
相談するには「無料相談」を事前に予約してください|全国対応
無料相談は、事務所に来ていただくか、ZOOMを利用したオンラインとなります。全国対応となっています。
無料相談を受けるためには事前の予約が必要です。
予約は予約専用ダイアル(042-324-0868)へ電話をしていただくか、ホームページからでも簡単にできます。
「無料相談」で依頼もできるし、一旦持ち帰ってもよい
ご相談については、相談時間内に回答します。まれに文献を調べないと明確にならない内容もありますが、その場合は後日メールで回答しております。
費用の概算などは、持参した資料に基づいて相談時間内に回答します。御見積書を希望される場合は、後日メールにて回答しています。
無料相談を受けていただいて、相談中に依頼される方が多いですが、一旦持ち帰っていただいて、家族や親族と相談されてから決める方もいます。どのように判断されても構いません。当事務所は営業活動は一切していません。
無料相談なので支払いはありません。相談中に依頼をしても当日中の支払いはありませんのでご安心ください。
最後に|無料相談なら今すぐ
私たちは、遺産整理をはじめとする遺産相続の手続き専門の司法書士事務所です。東京国分寺で20年以上に渡って運営、相続問題・相続に関連する業務に取り組んできました。オンラインにより全国対応をしています。
このページでお伝えしたかったポイントは次の3点です。
- 無料相談をするのにあらかじめ書類の用意は不要
- 無料相談は事前の予約が必要
- 無料相談は本人が難しければ家族などが代わってすることも可能
相続手続きには期限のあるものもあります。早めに相続手続きを完了させるためにも、ノウハウを有する経験豊富な私たち相続手続きの専門家をご活用・お任せいただければと思います。
法律上、他の相続人の存在の有無を確定させるためには戸籍謄本を多数取り寄せたりする必要があったり、承継の対象となる財産はプラス財産だけでなくマイナス財産もあり、遺産の種類が多いとその調査(遺産の範囲の決定)は相続人にとって負担となります。
専門知識を有する私たちであれば、疑問にお答えできます。また相続に関連する問題・相続税の申告に強い提携の税理士や弁護士もおりますので、全方向のサービス・サポート・代行・紹介が可能です。当事務所なら、ばらばらに専門家を探す手間が省けます。
いまなら毎週土曜日に面談(対面・非対面)による無料相談を受付しています。また無料相談は平日も随時実施しています。
お電話(予約専用ダイヤル042-324-0868)か、予約フォームより受け付けています。メールによる無料相談も行っております。いずれも初回無料ですが誠意をもって対応します。お気軽にご利用ください。
東京司法書士会会員
令和4年度東京法務局長表彰受賞
簡裁訴訟代理等関係業務認定会員(法務大臣認定司法書士)
公益社団法人成年後見リーガルサポート東京支部会員
家庭裁判所「後見人・後見監督人候補者名簿」に登載済み
公益財団法人東京都中小企業振興公社「ワンストップ総合相談窓口」相談員
公益財団法人東京都中小企業振興公社「専門家派遣事業支援専門家」登録